売るときの流れ

簡易査定

メールやお電話で頂きました物件情報をもとに簡易査定をいたします。この段階はインターネット上にあるツールを使用して現地調査を行います。現場及び周辺の状況はGoogleマップを使用して現場画像を確認。マンションでしたら不動産データツールにてお部屋の間取りを入手。現場近隣の売買事例は専用サイトで数十年前まで遡って見ることも可能。また現在販売中の物件から最近のトレンドもチェックし、多角的に調査した内容を最後は俯瞰的な見方で微調整して査定値を導き出します。

尚、ここでお伝えする査定値は現地確認前の段階です。ご了解いただきましたら、次は現地(お部屋の中)確認の日程を調整させていただきます。

正直な売却査定を試してみる

現地査定

簡易査定の結果を踏まえまして、現地(お部屋の中)の確認をして査定額の最終調整をします。実はこの結果で当初の査定値が大きく上下することはほとんどありませんが、何を見ているかと言えば、マンションや戸建てであれば外観の状態や室内の雰囲気を見ており、実際販売した際にお連れしたお客様が持つであろう印象はどういったものか…を感じ取っております。つまり、古さが余計に伝わって来たり、室内が荷物だらけで煩雑な印象だったりすると購買意欲にも直結しますので、注意が必要な点と言えます。逆に言えば、物が少なく小綺麗に片付いているだけで、売れ行きは良くなったりします。

また、売却開始以降の流れや、実際の売り出し価格などの打ち合わせも同時に行うことが可能です。

販売依頼

現地査定など一連の査定結果をご確認いただき、お打ち合わせの内容で宜しければ、広告活動を開始の依頼書『媒介契約書』を作成して実際の売却活動がスタート致します。

まず行うことは更なる物件調査と写真撮影です!SUUMOなどに掲載するには素敵な現地写真にもっと情報が必要となります。ここで簡素な掲載内容で済ませるか?しっかり埋め尽くすか?でその後の反響数は別次元の違いを見せますので、ハウスネットの高い掲載クオリティーの見せ場でもあります。また他の不動産業者に宣伝協力していただく場合の資料もこのタイミングで纏めます。

続いて掲載内容をチェックからの広告ON!ですが、売主様の思う盛り込みたいコメントやキャッチコピーがあれば、いつでもお気軽に仰って下さい。(掲載ミスなどあれば随時ご指摘お願い致します。)そして反響を待ちます。

尚、昨今のような売り手市場の局面では売却情報を安売りせず、販売当初の期間を情報未公開(SUUMO等の公開のみに制限)とすることで、プレミアの付いた貴重な物件情報としての市場で価値を高めることが可能です。また、貴重が故に不本意な価格交渉を受けることも回避でき、良い売値も担保できることから、私たちも売りやすくなり大変助かります!販売当初はぜひ『情報未公開』という魅惑ワードを使うことをお勧め致します。

≪ 未公開戦略の補足 ≫
昔とは状況も一変し、住宅をお探しするほとんどの方が、SUUMOやat-homeなどネット上の不動産検索サイトを使用しておりますので、そこに掲載すれば多くの方の目に触れつつも、『あそこにしか情報が掲載されていない!』といった特別感を演出することが出来ますので、昔の”未公開物件”は異なり閉塞的な売り方ではございません。どうぞご安心してお任せ下さい!

販売状況報告

この定期的に行う販売状況報告はとても重要なシーンです。本陣で静かに待つ売主様へ前線で戦う私たちが戦況を伝える大切な場ですので、しっかりデータを基にお伝えできるように心がけております。

最近では便利になったもので、ネット上にある広告であれば、掲載物件をお客様方がクリックして閲覧した件数が把握できるようになっております。クリックした箇所もある程度確認できますので、例えば反響が少ないということで、写真を撮り直してトップ画像をリニューアルしたその後の閲覧数の変化や、周辺物件の平均値との比較などなど、定期報告したい内容が盛沢山という訳なのです。

こちらの内容を営業担当者もしくは物件掲載管理担当者からご報告させていただき、今後のご提案内容や価格修正のタイミングで適切なスキームがこなせるようにサポートをしております。

ここは真にハウスネットが、『売却が得意で大好き!』と豪語できる根拠がたくさん詰まった部分なので、ぜひご体感し頂きたいところです!

ご案内予約

ハイクオリティ―な内容で掲載した物件情報にようやく反響が入る瞬間は、売主様と同じかそれ以上に嬉しい瞬間です。さらに『ぜひ現地を内覧をしたいです…』という言葉もついていた日には、、、最高ですね。

そしてそんなお客様が現れましたら、売主様が居住中の物件の場合は事前にご案内予約連絡をいたします。お客様が希望する日時をメールもしくは近々でしたらお電話等でお知らせします。実は、今日見たい…明日午前中に見たい…などの近々で内覧を希望されるお客様が割と多くいらっしゃいます。できればたくさんの方に物件を見せることが良い売却を実現するカギになりますので、弊社でもご協力させていただきながら、なるべく内覧希望者の都合に合わせられるように頑張ってまいりましょう。

購入申し込み

現地ご案内の結果『ここに住みたい!』というお客様からの購入希望意思をもらいましたら、その気持ちを書面にして売主様へ素早くお届け致します。

この『住みたい!買いたい!』という気持ちはある種、高揚感と共に生まれておりますので、時間が経つに連れて冷静になり冷めてしまうこともしばしば。ですので、価格交渉のような条件が付いた場合でも、なるべく早く売る売らないの答えを求められますので、予め気持ちのシミュレーションをしておくのも良いかも知れません。

おそらくこのシーンでは、売った場合や断った場合など、その後の流れについて質問・相談したい内容が増えると思いますので、なんでもお気軽にご相談下さい!

売却のご契約

購入希望申込みを受け取り、売主様にて熟考し双方の条件が整いましたら、『売却ご契約』の準備となります。売主側は身分を証明するための資料として、権利書(登記識別情報通知書)の写し等をご契約の場にお持ちいただくようになります。私たちハウスネットは契約書類(重要事項説明書・不動産売買契約書)の作成に入ります。

ご契約の当日は、買主側より手付金の現金をお預かりしますので、その受取と、お引渡しまで保管をお願いすることになります。契約書類2種をご説明し、書類に記名と捺印、手付金の授受を終えてこれでご契約終了。所要時間としては約2時間前後となります。

引渡し準備

ご契約後買主は、銀行借り入れの仮審査の次の段階、本審査の準備に入ります。売主はお住まい中であれば、お引っ越しの準備を徐々に進めて頂きます。また、住宅ローンをお支払い中であれば、その残高を一括完済する手続きも行っていただきます。この一括完済は好きな時にいつでも出来るものではなく、完済日の数週間前に手続きを踏んでからとなりますので、売却代金で完済する場合はお引渡し日と完済日とが同日になるようにセットする必要があります。

ここは間違いがあってはならない所ですので、私たちがお客様と銀行との間に入って、スケジュールをサポートしながら進めて参りますので、ご安心下さい。

物件引き渡し

買主の指定(借入)する銀行に司法書士なども交えて集まり、売買残代金を頂戴する残金決済を行います。振込や出金を待つ時間がそれなりにありますので、買主は新居への期待を、売主は物件で過ごされた思い出話など、雑談をするような時間も取りながら、独特の雰囲気で行ってまいります。

最後に買主へ残金の領収書と物件の鍵をお渡しし、決済引渡しが完了となります。