買うときの注意点

【住宅ローン事前審査】

購入希望の不動産が現れたらお申込みをしますが、この段階で売主から必ずと言っていいほど聞かれることがあります。それは、『ローンの事前審査は通しましたか?』という一言です。えっ、事前審査って何なに?と思った方は要注意。ここからしっかり聞いて下さいね!

事前審査とは住宅ローンの借入が可能か否かを簡易的に調べる作業のことですが、この審査を通過した買主の申込みでないと最近ではご契約(物件確保)をさせてくれなくなってきております。

理由は単純。「ローンが組めないかも知れない方と契約して万が一解約があれば、時間だけじゃなく繁忙期を過ぎて売却の機会を失うかも…」という売主と売主側仲介業者の当たり前の気持ちからです。逆の立場に立てば理解できることかも知れません。

ですので購入希望の物件に巡り合えたら購入希望申し込みと同時、もしくは早めに事前審査だけは済ませておき、売主に対して『住宅ローン事前審査は既に通過してま~す!』という状況を早い段階でアピールすることが大切です。

特に希望物件がライバルとバッティングした時などは有効で、対象物件で既に事前審査を通していることが決定打となって契約優先権を得ることが出来たり、ハウスネット名物の大胆な価格交渉では説得力が増して大きな交渉成果をもたらしたりなど、間違いなくマイホーム購入計画を成功させるための大きな要になると言えるでしょう。

つまり家探しを始めたら、家が見つかるよりも先に住宅ローン事前審査だけは終わらせておき、買おうと思ったらいつでも買えるんだぞ!という結果を売主と自身に知らしておくことが大切なのです。

【手付金】

ご契約(物件確保)の際は、物件価格の一部となる“手付金”を売主側に預けます。手付金て何?いくら?と思った方はご注意ください!手付金が捻出できないと、ご契約(物件確保)へは進めません。よく巷に「頭金0円で購入可能!」なんて広告がありますが、この手付金とは別の部分のことで、手付金は契約の特性上必要な金銭になるんです!その手付金の額にも相場があり、最低でも50万円程度~物件価格の10%以内というようになっております。

では手付金の使われ方についてご説明致します。ご契約(物件確保)以降、万が一“自己都合で撤回したい・・・”と思った際の契約書上のお約束で、「売主に預けた手付金額を放棄することで一方的な解約を承諾」としております。この内容は買主側だけでなく売主側も同様に縛られますので、売主が解約をする場合は手付金を買主に返還して、さらに同額を提供することで一方的な契約の解除が可能です。

つまり、ご契約(物件確保)の時点で互いの気持ちの度合いを計り、一方的で安易な手付金放棄の解約を互いに防いでおり、その為に極端に低い(10万円など)手付金額は避けるように設定されております。

それにしても“売主からの解約申し入れ”なんてあるの?と思われるかも知れませんが稀にございます。『やっぱり住んでいたい・・・親族の反対意見が急に・・・』など理由はさまざま。このようにご契約(物件確保)前に互いの気持ちを引き締める意味として、手付金は住宅購入の手続きに欠かせない事項となっております。

最後に誤解がないように捕捉しますが、手付金は物件価格の一部となりますので、余計に多く支払う金銭ではありません。また物件価格の一部ということは住宅ローンで物件価格の100%融資を受ければ、契約時に一時的に手元から現金がなくなりますが、お引き渡しの際の支払いは手付金を除いた残金支払いとなる為、100%融資を受けて支払った残りとして通帳に手付金相当額が残りますので実質戻ってくる仕組みになっており、【頭金0円‼】のカラクリは実はこのようになっております。

 【自己資金】

ご存知でしたか?不動産を購入する際には、物件価格以外に諸経費が掛ります。購入物件や借入銀行などによって上下しますが、だいたい100万円前後~150万円前後位は想定していただきます。

手付金やら諸経費やらそんな自己資金無いよぉ・・・と思った方には耳寄り情報です!この諸経費ですが、銀行で借入が可能なんです!手付金に関しても一時的に現金は必要ですがあくまで物件価格の一部先出しなので、物件価格全額を借入すれば後の残代金支払いの時に先出しした手付金額が手元に残ります。と言うことで、契約時に必要な最低限の手付金だけ用意できれば、諸費用分の現金は手元に無くても大丈夫です!

しかしご注意していただきたいところもございます。それは、物件価格の全額+諸経費(一部でも)を借入希望の方に対しては、銀行はとても冷たい!ということです。お金を貸す側の銀行としては、自己資金額でお客様の信用を計っている部分もあるようですので、物件価格の全額+諸経費も借入という案件の場合ですと金利優遇や借入期間等で、自己資金が潤沢な方よりも冷遇されることがほとんどです。その為、もし諸経費が処理できる位の自己資金をお持ちでしたら、なるべく銀行借入をしないでご自身で諸費用を捻出した方が、長期的な金利面等で圧倒的に有利となりますので、ぜひ知っておいて下さい。

※ハウスネットは仲介手数料最大無料なのに!さらに突っ込んだ「フルローンだけど優遇もバッチリ!」という銀行探しが得意なので、自己資金少なめの方も安心してお気軽にご相談下さい。

 【他社で内覧と申込み】

ハウスネット以外の他の不動産会社と物件の内覧を行い、その中で『気になる物件がある』という方はご注意ください!その不動産会社に対して購入申込み書を提出してしまいますと、その後から仲介手数料額を理由にハウスネットへ再度申込みを依頼する流れが難しくなってしまいます!

他の会社でお申込みをされる前にはしっかりご契約の条件をご確認いただき、金額面や手続き面で不安・不審等がありましたら、【フリーダイヤル0120-411-306】まで駆け込み相談で現在の状態をお知らせ下さい。お客様状況に合わせて解決の道筋を付けさせて頂きます!

本来はご契約前であればどのタイミングでも仲介業者を選択できる権利をお客様は有しているのですが、仲介業者の中には離れようとするお客様に対して、「この物件はもう他社では買えないですよ…」と脅かしを入れる業者(担当)は多く存在しております。実際に買えないように売主側へ中傷の根回しをする業者(担当)もたくさんおります。同業者として残念ではありますが、ハウスネットだけではどうすることも出来ないのが現状です。その為に1番安心な流れをつくるには、ご案内の段階からハウスネットスタッフが対応させて頂くことだと思いますので、この内容を見ているお客様で上記のようなご不安のある方はお早めにご相談下さい!